これまでの法規制は、主務官庁の主導により主に安全性などの観点からトップダウン型で制定されるのが一般的でした。その結果、各国では1980年代以降規制の乱立や過度な規制による弊害が問題視されるようになり、規制緩和が進められるようになりました。
そして、第四次産業革命やSociety5.0と呼ばれる技術革新が進んだ現代においては、イノベーションのための規制改革の動きが各国で盛んになっています。
イノベーションの観点からルールメイキングの方法は、以下の通り従来の手法とは大きく変わりつつあります。
当社は、国レベルの法律の規制改革から社内規則の改革など世の中の様々なルールについて、行動科学の視点に基づくルールデザインからルールメイキング手法の選択、実行までを支援します。
イノベーション時代のルールメイキング
主な取り組み事例
- 規制のサンドボックス制度の活性化の観点から、基本方針の策定に関して必要な法的論点の整理、運用上の課題の整理、海外企業が本制度を利用する際の課題の整理等について調査・検討した事案
https://www.meti.go.jp/meti_lib/report/H30FY/000128.pdf
- ルールメイキングエコシステム形成の観点から、行政内部の構造改革と共に、民間における企業法務、弁護士、パブリックアフェアーズ等、ルールメイキングについての専門性を有するプレイヤー巻き込みについて調査・検討した事案(ルールメイキングエコシステム)
https://www.meti.go.jp/meti_lib/report/2019FY/000120.pdf
- AI等の新技術を用いた更なる事業の合理化や新事業の創出に向けた規制の見直しを検討することができないか等について調査・検討した事案(規制の精緻化)
- 新しい業界横断プラットフォーム創設のため、任意組合の枠組みを活用した事例