当社の伊藤が執筆した「ルールの世界史」が日本経済新聞出版から出版されました。
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ルールを知れば、ビジネスがわかる
歴史を知れば、ルールの見方が変わる!
われわれの仕事と生活にかかわる「ルール」の意外な秘密に迫る、
知的エンタテインメント!
争いを解決する。ゲームを面白くする。ビジネスを円滑に進める――
われわれの周りには、様々な「ルール」が存在する。
ルールは、誰かがそれを定め、運用していくことで変わり、時代にそぐわなくなると消える、
というライフサイクルを経る。
本書は、そうしたルールの興亡の歴史を知ることで、
その本質を理解し、いまのビジネスにどのように影響しているのかを読み解く
ビジネスエンタテインメント本である。
本書ではビジネスにおけるルールの役割を
「信用の維持」
「創造物の拡散とコントロール」
「ビジネスを広げるための、巻き込みと役割分担」
「企業を成長させるための育成と放任」の4つに分解し、
それぞれについて各章で説明。
インターネット時代におけるルールの変質や、
日本が得意でない「ルールメイキング」にどういうスタンスで臨めばいいのかについてもふれる。
・ニュートンでも理解できず、大損を被った「信用ルール」
・交通ルールより先にできた、フランスカーレースの独自ルール
・ルールが生んだ万博ブームと、その終わり
・謎の男、サトシ・ナカモトが世界に広げたルール
・国によって異なる「ルールの好み」
など、誰かに話したくなるトピックを交えながら、解説する。